地面の下には
2014年12月30日こんばんは NENGOリノベーションの七條です
ぐずついた天気が続いていますね
実は、梅雨期は熱中症にかかりやすい時期といわれています。
たしかに、ふと気づくと思った以上に汗をかいていたり喉が渇いていたりします。
基本的なことですが、こまめに水分補給するなど対策をしてくださいね
さて、突然ですが 普段歩いている床の下が どのような状態になっているのかご覧になったことはありますか。
床下や天井裏には、配管や下地などが隠されています。
そこで本日は「床下地」のご紹介です。
床下地には大きく分けて2種類の工法があります。
1.直床
躯体に直接仕上げを張る工法です。
メリット
・工事手間が比較的少なくて済む
・床の高さを抑えることで天井高を最大限確保できる (天井高は気持ちの良い空間をつくる上で非常に大きな要素になっています。)
デメリット
・防音性能や断熱性能が劣る
・設備配管のスペースがないため、必要なところだけ床仕上げを上げるなどの対応が必要になってくる
→そのため、住戸内に床段差が生じてくる場合がある
2.二重床
根太を組んだり、フリーフロアを置いたりなどをして、 スラブと仕上げ材の間に空隙をつくる工法です。
メリット
・費用や手間がかかる
・防音性に優れている
・配管を床下に通すことができ、室内がすっきりとする
・床をフラットにできる
デメリット
・天井高が低くなってしまう
・間取りの変更がしづらい
上の写真はフリーフロアです。
この上に仕上げ材などを組み立てていきます。
高さを調節でき、防音機能もあるのでとても便利な製品です。
下地工事は既存の解体後に行う、ベースとなる工事です。
どの工法が適しているかは、既存物件ごとに異なってきます。
そうした条件をひとつひとつクリアして、住まいは出来上がっていきます。
NENGOリノベーション・ブログでは、 普段なかなか見ることのできない工事風景や知識などを積極的に発信してまいります!
次回もおたのしみに
NENGOリノベーション 七條